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ギャルリ百草に併設されて庭で語る安藤氏。語る内容はもちろん、その人となりもとても魅力にあふれています。

写真/齋藤ジン

 

多治見から、“器のあり方”を発信し続けて

安藤雅信『ギャルリ百草』という仕事

木々が生い茂る小高い山の中。東京や関西をはじめ、遠方からもはるばる多くの人が訪れる多治見の『ギャルリ百草』。今から10年ほど前に“オランダ皿”で高い評価を得た、現在の器ブームの立役者であり、オーナーの安藤雅信氏は、ここから器をはじめ、あらゆる生活スタイルの理想を提案し続けています。本誌『Kanon』Vol.14では、彼の“器のあり方”についての考え方、器作りに対する姿勢をロングインタビューでお届けすると同時に、彼の作品の数々、そしてなかなか表に現れることのなかったアトリエの様子などもビジュアルでご紹介します。

『ギャルリ百草』オーナー・安藤雅信●あんどう まさのぶ

1957年生まれ。岐阜県出身。武蔵野美術大学彫刻科卒業後、故郷の多治見に戻り、立体の現代美術作家に。35歳で家業を継ぐまで、インド放浪やチベット仏教への傾倒など、進路を模索。その間には、現在布作家として活躍する妻・明子さんと結婚。私生活では3人の子どもの父親でもある。時代とともに変化を続けたマイルス・デイヴィスを人生の師と仰ぎ、ジャズからロックまで、音楽の造詣も深い。多忙ななかの息抜きは、85年型ベンツのワゴンで出かけるドライブ。2月には鹿児島で個展を開催。