Home > Relax - 癒し > 日本茶の種類とおいしい飲み方

Relax

日本茶インストラクターに聞く

日本茶の種類と
おいしい飲み方

ひと口に“日本茶”といっても、その種類は様々。そこで、日本茶カフェ『茶茶の間』の “日本茶インストラクター”和多田さんに、日本茶の種類とおいしく飲むコツを教えていただきました。

写真/奥西淳二

 

日本茶をおいしく入れるには、まず材料となる“茶葉”と“水”、そして“急須”にこだわることが大切だと、日本茶インストラクターの和多田さんは言う。
「お茶の種類も知識も豊富な専門店へ行き、そこで茶葉をそのままつまんで食べてみる。そうするとお茶で飲むよりもずっと濃厚な味と香りが口中いっぱいに広がります。『おいしい』と思えたら、茶葉を購入して入れてみましょう」

 

とはいえ、日本茶に対する自分の感覚が頼りにならない、と思っている人も多いのでは?
「その場合は、安心できる店員さんに聞いてみてください。日本茶の味は様々ですから、自分がおいしいと思える茶葉を見つけて、試行錯誤をしながら自分にぴったりの入れ方を探せば、日本茶をもっともっと楽しめるのではないでしょうか」
“水”は浄水器とセラミックスを使い、ミネラルウォーターなら軟水を選ぶとお茶と合わせやすい、とのこと。“急須”は使ったら洗剤や漂白剤を使わないで歯ブラシ等で水洗いし、しっかり乾燥させるのがポイント。

 

ここまで来れば、後は“習うより慣れろ”。茶葉の種類を確認したら、自分の味覚と嗅覚で自分にとって最高の日本茶を探してみよう。

使うたびに色艶が深まる、温故知新の一品。常滑急須黒0.5号 5,040円

水道水に入れると、臭いを消して口当たりをまろやかに。簡単浄水セラミックス「あらっ、おいしいワ」1,050円

【煎茶】
“緑茶の総称”ともいえるポピュラーなお茶。種類も豊富で、バランスの良い煎で茶、香りの良い釜炒り煎茶、味が濃い深蒸し煎茶など、それぞれ違った味わいがある。高級茶から安価なものま。

【玉露】
新芽を摘み取る前、日光を遮る覆いをかぶせるというひと手間で、独特の風味と香りを持つお茶。うまみが強いので低温の湯で、ゆっくり濃く入れてあげると、特徴を生かして楽しめる。

【ほうじ茶】
"煎茶や番茶を焙じて作られる。原材料によっていろいろなほうじ茶があり、高級なものには中国茶にも負けない甘い香りのものが。熱々の湯でサッと入れると渋みの少ない優しい味わいに。

【番茶】
日本茶のなかでも最も“日常的なお茶”として親しまれている。安価な煎茶、出物、ほうじ茶や地方伝統茶など様々な番茶がある。有名なものでは京番茶、碁石茶などがある。

【玄米茶】
白米をよく炒りあげたものを、煎茶や番茶とブレンドしたお茶。香ばしい米の香りがお茶の味を引き立てる。熱めの湯で入れると、持ち味を引き出せる。

【抹茶】
本来は、碾茶(てんちゃ)を原料に、石臼等で挽かれたお茶だけを指す。ビタミンC・E、食物繊維が豊富でお茶の栄養を丸ごといただける。茶筅さえ用意すれば簡単に楽しめる。

【茎茶】
茎と葉柄を集めたお茶の総称。玉露だけで作った高級茶“雁が音”など、その種類は様々。総じて香りが良く、渋みが少ないのが特徴のお茶。

【粉茶】
粉末化した茶葉を集めた鮮やかな水色のお茶。すぐに濃いめのお茶になりやすいので、急須はあまり適さない。竹製などの目の細かい茶こしでサッと入れる。

【芽茶】
新芽や葉の先端を集めた深い渋みが特徴のお茶。くるりと丸まった茶葉にうまみがぎゅっと凝縮されている。低温でじっくり入れると甘みを引き出すことができる。

失敗しない煎茶の入れ方

1まず、2人分(1人分約50ml)の湯飲みに湯を注ぎ、湯飲みを温めながら適切な湯量を確認する。

2 急須に茶葉約5g(1人分約2.5g)を入れる。ここに1のお湯を注ぐ。湯加減と抽出時間はお好みで。(甘みを出したいなら低めの温度で浸出時間をやや長く、渋みを出したいなら熱めの温度で短めに)

3 お茶を湯飲みとは別の器に注ぎ(茶海などがあると良い)、味を確認する。濃ければ湯を足し、薄ければ再び急須に入れてしばらく待ち、また味を確認する。急須の中の浸出液は空にし、ふたを開けておく。

4 お茶が均等な濃さになっているので、器からそれぞれ湯飲みに注ぐ

種類別・『茶茶の間』おすすめ茶葉

【玉露】 『宇治玉露』 ふくよかなうまみは、ぜひ金属の入っていない茶器で味わって。

表参道 茶茶の間

【煎茶】 『極和秋津島』 甘み・うまみ・渋み・香気に加えて希少性も高い、まさにパーフェクトな日本茶。

東京都渋谷区神宮前5-13-14 表参道SKビル1F
TEL:03-5468-8846
http://chachanoma.com/
営業:11:00~19:00(LO)
定休日:月曜(HPで要確認)

【ほうじ茶】 『おかしな茶棒頭』 中国茶のような深い香りと味わい。水出しほうじ茶もおすすめ。

【番茶】 『ほっこり茶』 島根県の珍しい在来種から生まれた懐かしい味わいのお茶。

【茎茶】 『幸福の茶棒頭』 香り高い甘めのお茶。熱湯で素早く出すのがポイント。