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Tradition

茶碗はまず無難なものを選ぶこと。自分の好みを本当にはっきりと自覚できるまでは、無地に近い土ものや磁器ものがおすすめ。写真は田村悟朗作 『萩茶碗』 23,900円。

茶筅は通称“白真”と呼ばれる『白竹真数穂しろだけしんかずほ)』の3,000円以上のものがおすすめ。写真は『真(白)』竹茗堂 4,000円。

~茶道ことはじめ~

茶碗・茶筅、そろえるコツ

本格的に茶道を始めようと思っている方も、自宅で気軽に楽しみたい方も抹茶を点てようと思ったら、まず必要なものが茶碗と茶筅。
そこで、それらをはじめとする道具選びのコツとおすすめの茶道具店をご紹介します。

監修/木村宗慎 写真/齋藤ジン

 

茶碗と茶筅。立派な茶道具一式を持っていなくても、最低限このふたつがあれば抹茶を点てることができる。とはいえ、どんな茶碗と茶筅を選べばいいのか、ピンからキリまで様々な種類があふれるなかから選ぶのは、茶道初心者にとっては至難の業。なので、ここでは茶碗と茶筅を選ぶコツを紹介する。
例えば、創業80周年を迎える茶道具の老舗、『益田屋』では、手頃なものから高級な作家ものまで茶碗を多数取りそろえている。そのなかから今回選び出したのは、こっくりとした色合いが優しい田村悟朗作の『萩茶碗』。吸水性に優れた素地に少しずつ茶が染み込む“茶慣れ”の良さが最大の魅力といわれる萩焼は、長く使っていくにはぴったりの品だ。

益田屋

稽古道具から価値ある逸品まで

大久保通りから少し奥まった小路に店を構える益田屋は、約80年続く茶道具の老舗。裏千家をはじめ各流派の道具を多数取りそろえ、会員には定価の1~3割引で商品を提供している(一部商品除く)。
1階には稽古向きの手頃な価格の道具、茶室を擁する2階には作家ものの作品が並ぶ。3階の正芳庵ではひとりからでも気軽に参加できる“点心懐石の会”が定期的に開かれ、“御茶事教室”では裏千家と表千家の作法を、月々の趣向や点前に応じて学ぶことができる。
「初心者の方やお若い方にも、ぜひお気軽にご来店いただきたいです」
と、スタッフの益田惠美子さん。初心者から熟練者までが頼れる親切な茶道具店だ。

 

東京都新宿区百人町2-20-17
TEL:03-3362-3281
http://www.masuda-ya.co.jp/
営業:10:00~18:00
定休日:水曜

 

東西、おすすめの茶道具取り扱い店

東京と京都から、茶道具をそろえるならぜひ訪れたいこだわりの品ぞろえの7店を紹介します。

ギャラリー無境
東京都中央区銀座1-6-17 アネックス福神ビル5F
TEL:03-3564-0256
http://www.mukyo.com/
営業:10:30~19:30
定休日:日曜・祝日

海老屋美術店
東京都中央区日本橋室町3-2-18
TEL:03-3241-6543
http://www.e-ebiya.com/
営業:10:00~18:00
定休日:日曜・祝日

谷庄 東京店
東京都中央区銀座6-3-2 ギャラリーセンタービル4F
TEL:03-3572-6688
http://www.art-index.net/tanishotokyo.html
営業:10:00~18:00
定休日:日曜・祝日

小西康商店
京都府京都市上京区寺之内通小川西入百々町556
TEL:075-414-0527
http://www.sadougu.net/
営業:9:00~17:30
定休日:日曜・祝日

柳桜園茶舗(ルビ=りゅうおうえんちゃほ)
京都府京都市中京区二条通御幸町西入丁子屋町690
TEL:075-231-3693
営業:9:00~18:00
定休日:日曜
※ 茶道具は茶筅・茶杓・茶巾を取り扱う

丸久小山園
京都府宇治市小倉町寺内86
TEL:0774-20-0909
http://www.marukyu-koyamaen.co.jp/
営業:9:00~17:30
定休日:日曜・祝日、土曜不定休

古美術 森澤

京都府京都市東山区新門前通切通シ西入ル西之町208-2
TEL:075-532-3310
営業:11:00~18:00
定休日:不定休


鵬雲斎大宗匠書付 黒田正玄作『筏香合』


(左)玄室大宗匠書付 林勝作『溜宝尽蒔絵大棗』(右)玄室大宗匠書付 林勝作『桐蒔絵大棗』


中村秋峰作 『灰釉栗茶碗』


聚光院虎洞老師銘入
銘『一声』茶杓 竹畔削


形も様々、色とりどりの蓋置。茶のある暮らし