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伊藤若冲『旭日鳳凰図』。日本画の愛好者、あるいは若冲ファンの間では、『動植綵絵』30幅よりも期待値が高かったともいえる作品。

 

【内覧会レポート】御即位20年記念

『皇室の名宝─日本美の華』

2009年10月6日から11月3日の間に開催された『皇室の名宝─日本美の華』Ⅰ期。近世を中心に伊藤若冲や狩野永徳、円山応挙といった江戸のスーパースターたちが競演し、大盛況を呈しました。特に伊藤若冲『動植綵絵』全30幅が一気に観られるのは、東京では実に83年ぶりのこと。作品が展示された若冲ルームは、東京国立博物館だからこその照明、空間演出が施され、観る者にとって最適に見える展示のプロの魔法によって、薄暗い部屋に30枚の仏の世界が浮かび上がり、来場者を若冲ワールドへと誘いました。本誌『Kanon』Vol.17では、内覧会の模様を紹介します。