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Kanon投稿

Kanon投稿'09年 冬・優秀賞 発表!

『Kanon』ホームページ上で2009年7月(第35回)~9月(第37回)に発表された入選作品のなかから、俳句・短歌・川柳・詩の各ジャンルで優秀賞を選出しました。
栄えある優秀賞に輝いた4名の作品は、『Kanon』Vol.17誌上にも掲載します。
『Kanon』Vol.17には、優秀賞の作品以外に第35回~第37回の入選作品をすべて掲載しています。
ぜひご覧ください。
伽羅の香を袖に畳んで梅雨ごもり
第35回大賞/埼玉県・まー坊
脚を得た人魚が沖にいたみたい波がさらったビーチサンダル
第36回特選/京都府・麻倉 遥
凪にいて時の風音拾う耳
第37回大賞/愛知県・猫山
「無題」
風は青く、空は澄み、鳥は謳歌している、夏の正午。

手のひらで影をつくっても日差しが眩しすぎて目を細める。
指の間から垣間見えるのは、まるで幻影のよう。

目の前の人たちは確かにそこにいるのに、私には遠すぎて。

ここにいてもいいの?と話しかけたら、ここにいてもいいよ、と
応えてくれる?
第35回佳作/栃木県・リコ
選者・朝倉富士子氏より
今年の夏(7・8・9月)は誠に切れ味が良くなかった気がします。すっきりはっきりしない感情のあいまいさを有名な評論家・小林秀雄氏は“湿りの文化・苔の文化”などと評してくれておりますが、それらのもつ感情から一歩前にというか、冷静にというか、少しずつ乾いた感性の作品も出てきているのを感じます。今回の優秀賞の作品はそんな前向きな“乾き”“知性”を内包しています。新しい時代の感覚を磨いてください。
テーマ:
第35回『命~雨の季節に』
第36回『炎月に想う』
第37回『白露~うつろう季節(とき)』

●次回の『Kanon』Vol.18誌上には、第38回~第40回の入選作品をすべて掲載し、優秀賞を発表します!